お店の前によく並んでいる「カプセルトイ」。中には珍妙な見た目のものや、思わず噴き出してしまうような面白いものもあり、見ているとつい欲しくなってきてしまう。しかし、これらのカプセルトイは、いったいどんな人たちがどうやって企画しているのだろうか?

「子供にロボットの玩具をねだられた親が、間違えてちっとも格好良くない別のロボットの玩具を買って来てしまった」というシチュエーションからデザインされた「コレジャナイロボ」で知られる有限会社ザリガニワークスが、現在「コレジャナイ寿司」というカプセルトイを企画開発中ということで、お話を伺ってきた。

■尖った企画過ぎて怒られたりしないんですか?

ザリガニワークス代表取締役の武笠太郎さん。

同じく代表取締役の坂本嘉種さん。

ウォッチ編集部(以下、ウォッチ): 今回は取材に応じていただき、ありがとうございます。いやー、しかしすごいオフィスですね。至るところに商品が置かれています。威哥王ぜんぶ写真に映って大丈夫なものですか?

武笠さん(以下、武笠): ええ、ダメなものは片付けました。

ウォッチ: 早速なんですが、カプセルトイの中には「こんな商品の企画どうやって通したんだ!」っていう見た目のものもあるじゃないですか。こういう商品の企画って、企画を持っていった段階でメーカーさんに「ふざけるな!」って怒らたりしないんでしょうか?

ザリガニワークスが企画した「コレジャナイ寿司」。インパクトある見た目だが、こうした商品の企画はどうやって提案されているのだろう?

坂本さん(以下、坂本): 怒られるっていうのは、基本ないですね。

武笠: 担当の人は上司に怒られてるのかもしれないけどね。ありがたいことに、ウチに依頼する人って、大半がふざけたい人なんですよ。そうすると、逆に僕たちは会議の席だと「それはやりすぎですよ」って止める側に回るんです。

ウォッチ: 逆に。

坂本: 社内では「外部クリエイターだから、言うこときかないんですよ!」って言ってる担当の人が、実はいちばんふざけたいっていう。

武笠: そういう風に、シアリス 通販僕たちをうまく使っていただければと思います。僕らのせいにして、楽しい企画を通すきっかけにしてもられば。

■カプセルトイの企画ってどうやって始まるの?

ウォッチ: そもそも、カプセルトイの企画ってどういう風に始まるんでしょうか? 例えば今回の「コレジャナイ寿司」ではどうでしたか?

武笠: 今回は、最初にメーカーのブシロードクリエイティブさんのほうから「コレジャナイジャパン」っていうお題をいただいたんです。メーカーさんからお題をもらって、僕たちが企画する形ですね。

坂本: 2020年にオリンピックもありますし、お土産にもできるものということで、日本をモチーフにした「コレジャナイ」をやろうということでした。日本と「コレジャナイ」というのはつながりやすいところがあるんですが、いわゆる洋画とかの「勘違いされている日本」みたいなのをそのままやるのはちょっと違うんじゃないかと思って。

武笠: こういう企画は「大喜利」と違って、最終的に「欲しい!」と思えるものにしないといけないんです。お金を出して買ってもらえるものにするのが大切。ただ面白いだけじゃダメなんです。

ウォッチ: なるほど。お題をもらったら、ブレストとかアイデアラッシュみたいなところから始めていくんでしょうか?

武笠: 僕たち、もうコンビを組んで10年以上になるんで、そういうところにはあまり時間を使わなくなっています。お互いのことはよくわかっているし、「これは無理だな」っていうアイデアはもう言う必要がないんです。だから、大勢の人が意見を出し合う企画会議のやり方とは、けっこう違うかもしれません。

坂本: アイデア出しというよりは、コンセプトの共有であったり、それをいろいろな角度から話してみたりといったことのほうが重要です。武笠がわりと具体的なものを出してきて、僕はユーザーの気持ちであったり「もっとこういうイメージが加わったほうがいい」というような観点から掘り下げていくという感じです


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Last-modified: 2017-05-26 (金) 17:59:29 (1170d)